
Q. 変換結果が他のツールと数cm〜数十cm ずれる
数cm 程度のずれは、補正モデルの違いや楕円体高・正標高の扱いによるものです。
設定画面から ジオイドモデル(2011 / 2024) を切り替え、再変換をお試しください。
また、東京測地系↔JGD2000 変換では TKY2JGD パラメータを使用するため、位置によっては数十cm の差が出ることがあります。
Q. セミダイナミック補正(jgd2024c)と定常時地殻変動補正(jgd2024d)の違いは?
| 補正 | 内容 | 更新頻度 |
|---|---|---|
| セミダイナミック補正(SemiDyna) | 特定の観測期間を基準とした経年的な地殻変動を補正 | 毎年(4月頃) |
| 定常時地殻変動補正(pos2jgd) | プレート運動等の恒常的・継続的な変動を補正 | 2ヶ月毎 |
どちらを使用するかは作業目的と元データの基準日によって異なります。詳しくは国土地理院の公式資料をご参照ください。
Q. GPS 精度が悪い・現在地がズレる
アプリの座標変換精度と GPS 受信精度は独立しています。
屋内・高層ビル付近・金属屋根下などでは GPS 測位精度が低下します。
手動入力モードを使用すると、GPS に依存せず任意の座標を変換できます。
Q. パラメータはいつ更新されますか?
アプリのアップデートにより随時最新パラメータを反映します。
App Store の「アップデート」タブで更新をご確認ください。
主要パラメータの最終更新日は設定画面 → バージョン情報に記載しています。
Q. オフライン環境で使えますか?
はい。すべての変換計算とパラメータファイルはアプリ内に内蔵されており、インターネット接続は不要です。
地図表示機能はキャッシュがない場合にオンライン接続が必要です。
Q. GeoDiveExa との違いは?
GeoDiveExa は RTK-GPS を利用して地物を高精度に調査するツールで、その内部に GeoConverterPro の基本となる多様な座標変換機能を含んでいます。
GeoConverterPro はその座標変換機能をベースに、座標の手入力 と CSV ファイルの一括変換 を追加したアプリです。座標変換方式や補正パラメータの考え方は GeoDiveExa と同等で、変換ロジックの基本部分は共通しています。
違いを簡単にまとめると次の通りです。
| 項目 | GeoDiveExa | GeoConverterPro |
|---|---|---|
| 主な用途 | RTK-GPS を使った高精度な地物調査 | 座標変換に加えて入力・一括処理を強化 |
| 背景地図 | 国土地理院地図など約20種類、ユーザ地図対応 | 標準地図表示のみ |
| カメラ撮影 | 対応(EXIF に撮影方向を追加) | 非対応 |
| サーバへのデータ自動バックアップ | 対応 | 非対応 |
| RTK受信 | 対応(サーバ / クライアント対応) | 非対応 |
| 任意の調査項目 | 対応 | 非対応 |
| 座標の手入力 | 非対応 | 対応 |
| CSV 一括変換 | 非対応 | 対応 |
| 座標変換方式 | GeoConverterPro と同等 | GeoDiveExa と同等 |
より詳しい比較は、GeoDiveExa と GeoConverterPro の比較した記事 をご覧ください。
技術的な背景は y42u.net/tec001/ の技術記事でも紹介しています。
関連記事(カテゴリ別)
Geo アプリ群(GeoPrism JP・GeoConverterPro・GeoDiveExa)の解説記事を、テーマ別にまとめました。可視化で学び(GeoPrism JP)→ 座標変換で実務に使い(GeoConverterPro)→ 現地で高精度測量する(GeoDiveExa)、という流れで読み進められます。気になるカテゴリからどうぞ。
アプリ紹介・使い分け
- GeoPrism JP — 日本測地系のズレを「見て・学べる」iOS アプリ
- GeoPrism JP と GeoConverterPro の使い分け
- 【実務者必見】「Geoアプリ」群のすべて
- GeoDiveExa と GeoConverterPro の比較
- GeoPrism JP 配信開始 — 日本の測地系のズレを「見て・学べる」iOSアプリ
- GeoConverterPro 配信開始 — 日本の測量座標変換を、iPhone一台で現場完結
- GeoPrism JP(可視化・学習アプリ)トップ
- GeoConverterPro(座標変換専用アプリ)トップ
- GeoDiveExa(RTK-GNSS対応の高精度位置調査アプリ)
測地系・標高を学ぶ(可視化・学習)
- 測地系ズレマップの使い方
- ジオイドマップの使い方
- 「学ぶ・クイズ」機能の使い方
- 図解 JGD2024 — 緯度経度は変わらない。変わったのは「標高」だけ
- 楕円体高・標高・ジオイド高の「三角関係」を地図で学ぶ
- なぜ補正量は場所で違う? — セミダイナミック補正を地図で学ぶ
- iPhone の GPS と測地系
- WGS84 と JGD2024 は「同じ座標」なのか
- 水準点・三角点・電子基準点とは — 標高改定で見直された「基準点」を学ぶ
- 単独測位からRTK・PPPまで — 測位方式の精度を可視化で学ぶ
- 【クイズ解説②】平面直角座標系はなぜ複数ある? — 系番号とXY軸のきほん
- 「元期」と「今期」— 座標が時間とともに動く話を地図で学ぶ
- 世界測地系ITRFとは — 地球規模の座標の「ものさし」を可視化して学ぶ
- 平面直角座標系を地図で学ぶ — 「19系って何?」をやさしく理解する入門
- 【クイズ解説①】地震のあと、座標はどう直す? — PatchJGDと地殻変動補正
- 測地成果2011と2024を混ぜない — 高さ(標高)の取り違えを防ぐチェック
- 地心直交座標(ECEF・XYZ)と緯度経度・標高の関係をビジュアルで学ぶ
- なぜGNSSは4機以上の衛星が必要なのか — 位置が決まるしくみをビジュアルで学ぶ
- 【クイズ解説③】GNSSが出す高さは「標高」? — 楕円体高・標高・ジオイドのきほん
- 重力で描くジオイド — 「ジオイド2024」がハイブリッド版と何が違うかを見て学ぶ
- 日本経緯度原点と日本水準原点 — 緯度経度と標高の「出発点」を学ぶ
- 緯度・経度「1度」は何メートル? — 座標の桁数と距離感をビジュアルで学ぶ
- 日本列島は毎年動いている — プレート運動と地殻変動を可視化して学ぶ
- 測地系を変換する2つの流儀 — パラメータ変換とグリッド変換をやさしく学ぶ
- 3つの「北」を学ぶ — 真北・磁北・座標北はどう違う?
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- GRS80とWGS84は同じ楕円体? — 似ているようで違う2つの基準楕円体を比べる
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- 富士山3776mは誰がどう測った — 最高峰の標高史
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- 地理院タイルのしくみ — ズームレベルとタイル座標を学ぶ
- 【クイズ解説⑥】補正量はなぜ場所で違う? — セミダイナミック補正のきほん
- 沖ノ鳥島・南鳥島の座標 — 国土の端の測量
- 「海抜」と「標高」は同じか — 用語のきわどい違い
- 離島の標高基準 — 東京湾平均海面が使えない島はどうする
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- GPS週ロールオーバー — 1024週で巻き戻る時計の話
- 【クイズ解説⑦】緯度1度・経度1度は何メートル? — 座標の桁数と距離感をクイズで学ぶ
- 世界の測地系くらべ — NAD83・ETRS89・GDA2020と日本
- 磁北はどう計算される — 地磁気モデルと偏角
- 【クイズ解説⑧】GNSSの位置測位に最低何機の衛星が必要? — 4元一次方程式のきほん
- 月と火星の測地系 — 地球外の緯度経度
- 【クイズ解説⑨】GPS時刻はなぜUTCと18秒ずれている? — うるう秒のきほん
座標変換の基礎(変換経路・座標系)
- 座標変換対応表ガイド(全変換経路解説)
- 平面直角座標系ガイド(1〜19系)
- jgd2024b/c/d と東京19系の比較
- CSVファイルを入力とした座標変換方法
- MADOCA-PPPの出力をJGD2024へ — ITRF2020・今期の座標を国家座標へ変換する考え方
- ITRF2014からITRF2020へ — 電子基準点F5.1解と座標変換の「元期」を整理する
- GEONET日々の座標値の解析ストラテジ — F3解・F5解・F5.1解の技術的変遷
- JGD2024がEPSGに登録された — コードで見る日本の座標系と19系
- Webメルカトル(EPSG:3857)と平面直角座標系を取り違えない — 地図アプリと測量座標のあいだ
- 電波が届かない山中・地下でも座標変換 — オフラインで動く仕組み
- 旧日本測地系(Tokyo Datum)の古い図面をどう変換する? — 約400mのズレを実務でなくす
- 座標から求めた距離が実測と合わない? — 平面直角座標系の縮尺係数0.9999を理解する
- 平面直角座標系の「系」を間違えないために — Auto判定の仕組みと県境・離島の注意
- 測地系が書いていない座標データの見分け方 — ズレ量から旧日本測地系か世界測地系かを判定する
- 平面直角座標→経緯度座標の変換計算式が公式に「改善」された — 何が変わり、何が変わらないのか
- 度分秒(DMS)と十進度(DD)の相互変換 — 座標の「書き方」でつまずかないために
- GeoJSON・KML・GPXの座標系 — 「WGS84固定」の意味
- 国土地理院が「繰り返し計算のいらない」新算式を公開 — 逆変換の実測比較と、この手法が使える範囲・使えない範囲
- 楕円体は a と f だけで決まる — 離心率・曲率半径の導出
- 子午線弧長とは何か — 投影計算の心臓部
- ガウス・クリューゲル投影の式を読む — 平面直角座標はこう計算される
- 方位角と子午線収差角 — 座標北と真北の角度を計算する
- 2点間距離の計算式くらべ — ヒュベニ・Vincenty・Karney
- 3パラメータと7パラメータ変換 — Helmert変換のしくみ
- 「逆変換の式」は存在しない — Newton-Raphson反復法を数式で理解する
- UTMと平面直角座標系 — 同じ投影・違う運用
- doubleの精度でmmは守れるか — 座標計算と浮動小数点
補正のしくみ(セミダイナミック・定常時・ジオイド)
- セミダイナミック補正(jgd2024c)とは何か
- 定常時地殻変動補正(jgd2024d)とは何か
- 楕円体高から標高へ(ジオイド2024)
- 補正量ヒートマップの読み方(GeoConverterPro)
- ヒートマップの読み方(GeoPrism JP)
- ヒートマップ全データ一覧(地震・補正の全パターン)
- セミダイナミック補正と定常時地殻変動補正の経年変化を可視化する
- ジオイド2024のISG形式とGML形式 — 楕円体高→標高で押さえるデータの違い
- 「衛星測位で標高を出す」時代の楕円体高→標高変換 — 標高成果改定とジオイド補正
- グリッド補間の実装 — バイリニア内挿の中身
- ジオイドモデルの内挿計算 — 格子からNを求める
- TKY2JGD.parの中身を読む — パラメータファイルの構造
操作説明動画
精度・検証
- 国土地理院公式ツールとの全数検証
- 検証(a) 東京測地系→JGD2000(TKY2JGD)
- 検証(b) JGD2000→JGD2024(地震時補正/PatchJGD)
- 検証(c) JGD2024→jgd2024b
- 検証(d) JGD2024→jgd2024c(セミダイナミック)
- 検証(e) JGD2024→jgd2024d(定常時地殻変動)
- 座標変換結果を国土地理院サイトで照合する
- 往復座標変換すると元に戻るか?検証する
- 座標変換ログを見る
- CCQ(座標変換クオリティー)とは
- 変換の「根拠」をその場で残す — 使用測地系・パラメータをテキスト保存
- テストポイント設計を解説する — 地震補正・重複地震・境界域・47都道府県庁
- 全テストポイントを国土地理院の変換サイトと比較する — 精度の証明と検証の大変さ
パラメータ更新情報
- 【2026年度版】セミダイナミック補正パラメータ.2026
- 【2026年4月版】定常時地殻変動補正パラメータ(pos2jgd)
- 【2026年5月版】定常時地殻変動補正パラメータ(pos2jgd)が公開 — 7月適用開始分をGeoCoreJPに組み込み中
- 【2026年5月版】定常時地殻変動補正パラメータ(pos2jgd)— 4月版からの変化をヒートマップで見る
エンジン・技術(GeoCoreJP)
- 高精度を支える GeoCoreJP の設計思想
- 座標変換エンジン『GeoCoreJP』技術解説
- 座標変換・補正データベース解説
- GeoCoreJP機能更新 — jgd2024bc/jgd2024bd複合座標変換を追加(大地震エリアの取りこぼしを防ぐ)
- GeoCoreJP更新例 — jgd2024b補正に新しい地震(2025年青森県東方沖)を追加する
- PROJで足りること・足りないこと — 日本特化エンジンGeoCoreJPを作った理由
- アプリの裏側の話 — 世界標準の変換ライブラリと、日本特化エンジンGeoCoreJP
開発メモ
- GitHub Actions × WordPress 自動投稿パイプライン
- ブログの技術図解はすべてAI生成
- GeoPrism JP 説明動画の作り方(TSV + Python + ffmpeg)
- X API v2 で POST /2/tweets が 403「You are not permitted to perform this action」になる本当の原因 — ハッシュタグ・スパム判定の落とし穴
- アプリ開発者がKindle本を出すまで — 「日本の測地系がわかる本」制作全記録(連載①)
- 市場調査で見つけた空白 — JGD2024を扱う書籍がゼロだった話(連載②)
- ブログ記事80本を1冊の本に再編する — 「点」を「線」にする方法(連載③)
- AIサブエージェント並列執筆 — 3つの章を同時に書かせて統合するまで(連載④)
- リーン初版という選択 — 10章構想を8章に絞って早く出す判断(連載⑤)
- X API の edit_options でハッシュタグ投稿の403を自動回避する — 「ハッシュタグ無しで投稿 → 編集で追加」を全自動化
- matplotlibで書籍図版を量産する — スクリプト作図の利点と落とし穴(連載⑥)
- pandocでMarkdownからEPUBを作る — Kindle本ビルドパイプライン(連載⑦)
- epubcheckエラー0を維持する — EPUB品質管理の自動化(連載⑧)
- リフロー型Kindle本の図版設計 — 横長で作る・文字サイズ可変に耐える(連載⑨)
- EPUBを40MB→8.6MBに減量した話 — 全画像JPEG化と配信コスト(連載⑩)
- Kindle表紙をGeminiで作る — ベース生成+Pythonで書名合成(連載⑪)
- Kindle本の価格を3段階で変える — ¥680→¥1,650→KUの設計理由(連載⑫)
- KDPセレクトとKindle Unlimited — ニッチ専門書こそ読み放題が効く(連載⑬)
- AIに辛口編集レビューをさせる — 3つの評価を統合した改稿プロセス(連載⑭)
- Kindle技術書『日本の測地系 実装編』制作記 — AI辛口レビューに落とされてから校了までの2日間
- 『日本の測地系がわかる本(実装編)』刊行 — 座標変換エンジンを自作して国土地理院と1mmで一致させる
- 「中学生が3行まとめを再現できるか」— 優しさの品質基準を作る(連載⑮)
- 正典ファイル1枚でAIに文脈を渡す — レジストリ方式のドキュメント運用
- 技術書の数値は全部裏取りする — 「断定を1段階弱める」という編集判断(連載⑯)
- weasyprintでMarkdownから紙品質のPDFを作る(連載⑰)
- 本とnote連載の二段構え — 章ごとのnote下書き運用(連載⑱)
- 本を書いたらアプリが良くなった — 執筆で見つけた説明の穴
- 執筆の文体ルールを先に決める — 数式は1章1本・比喩カタログ(連載⑳)
- 執筆の誤解を見つけた — 往復変換「数cm残る」は間違いだった(連載㉑)
- 進捗.mdで制作ログを残す — AI協働時代の作業記録術(連載㉒)
- 5日間無料キャンペーンの実数を全部公開する — 57DL・有料2冊・¥2,066(連載㉓)
- 日本語フォルダ名の罠 — NFD正規化でツールがパスを見失う
- AI時代のドキュメント規約 — 先頭にパスを書くだけ
- MapKitでヒートマップを描く — オーバーレイ実装の勘所
関連サイト(GeoDiveExa 技術ブログ)
- アプリの座標変換・補正データベース解説
- 座標変換精度検証:Geoアプリと国土地理院PatchJGD比較
- ジオイド2011/2024と差分を可視化してみた
- JGD2000〜JGD2024までの地震変動パラメータの可視化
- 能登地震の補正パラメータファイル重複部分を調査した
- 定常時地殻変動補正パラメータ(pos2jgd)の可視化
免責事項(座標変換結果について)
当サイトで提供している座標変換結果や各種計算ツール、および掲載情報につきましては、正確性に万全を期しておりますが、その内容を完全に保証するものではありません。
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開発者より: アプリ・Kindle本・オープンソースの一覧は GitHub: amru195704 にまとめています。
お願い
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※ 用語について:本記事で使用している jgd2024b・jgd2024c・jgd2024d は、GeoCoreJP の座標変換機能名であり、一般的な正式名称ではありません。
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